成長に繋がる読書記録

亀ペースの一歩ずつでも前に進む。良いなと思った本を紹介します。

【感想】『反応しない練習』(一部引用)

しなくていい判断は、しないほうがいい

 

『反応しない練習』 / 著者 草薙 龍瞬

 

最近の私の口癖は「無になること」。無になると、仕事や人間関係に無駄なイライラや感情を抱かないので、仕事が捗る。そんな生活をしていると、「今日は天気が良いな」「これ美味しいな」など些細なことに喜びを感じて、幸せになれる。

この本を読んでブッダの考えを取り入れることで、悩みが減って、皆さんの生活も豊かになると思います。オススメの一冊です。

 

 

・今辛い現実に直面している人へ

 現状を自覚し→原因を理解して→解決策を考え→実践しましょう

 

人によっては、「現実を受け入れることは、つらい」と思うかもしれません。「受け入れる」のではなく、「ある」ものを「ある」と理解するだけです。

※例)「わたしには悩みがある。未解決の問題がある」

 

・頭の中でぐるぐる考え、妄想にとらわれている人へ

 妄想していることを自覚し、言葉にして→妄想している状態と妄想以外の状態を区別しましょう

 

例えば今、目を閉じてみます。目の前に見える暗がりに、何かを思い浮かべてください。何でも良いです。次に、目をぱっちりと開いて、前を見ます。そして、「ああ、これが見えているという状態なのだ」と意識する。この方法で、「妄想」と「妄想以外」を区別する癖をつけましょう。

 

・ムダに判断している人へ

 人は1日に3万5000回判断するらしいです。

 「いい・悪い」「好き・嫌い」をやめましょう。

「判断」とは、「決めつけ」「思い込み」のこと。

「判断」は、自分の性格にも影響します。「こうでなければ」という思い込みは、「潔癖さ」や「完璧主義」「頑張りすぎてしまう」性格を作り出します。「自分はダメな人間だ」という自己否定のレッテルにもなる。

判断が正しいかどうかの基準は、「真実であり、有益である(役に立つ)こと」

 

・不満を抱えている人へ

 

「苦(不快)を感じたら、仕切り直しなさい」

 欲求の満足が幸せにつながるのは、本人が「快」と感じられる場合だけ。逆に欲が膨らみすぎて、「焦り」とか「不安」とか、「結果が出ない」「頑張っても認めてもらえない」という不満になってしまうのなら、その欲求はいったん手放しましょう。

 

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