『苦しかったときの話をしようか』 / 著者 森岡 毅
人はどういうときに最も苦しいのか?
それは働いて働いて、死ぬほど忙しいときでは決してない。
人が最も苦しいのは、「自己評価が極端に低くなっているとき。」
USJを再建した森岡さんが、就職活動に悩める娘さんに向けて書き溜めたもの。
いろいろ経験した今だから響くのかもしれないけど、この本めっちゃ良かった。
特に今まで挫折をほとんど経験してこなかった人は、216〜227ページを是非読んでほしい。
これを知っておくだけで、いざという時対応できると思うから。
やりたいことが見つからないのは、自分の中に「軸」がないから。
経験とともに、ライフステージとともに、最も大切なものが変わることがある。だから未来に「軸」が変わることは全く恐れなくていい。
「わかる」ということは、何がわからないのかを、わかること。
キャリアの目的の考え方。
具体的な「こと」から発想するのではなく、「どんな状態」であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想「状態」から発想する。
強みとは自分の「特徴」とそれを活かす「文脈」がセット。
積極的な転職をするときに最も痛いのは「人間関係を振り切って飛び立てるか?」という悩み。
社会人デビューとは何か?それまでの集団でそれなりにできていた自分が新しい集団の中では一番できない人間になること。
→これはグサッときた。こんな姿想定してる人ってほとんどいないよね。
潰れないためには「今日の自分は何をどう学んで昨日よりも賢くなったのか」その1点を問える自分であればいい。
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