成長に繋がる読書記録

亀ペースの一歩ずつでも前に進む。良いなと思った本を紹介します。

活字苦手だった私が読書好きになった方法

私は読書をするようになって、人生が変わりました。 私の経験を共有することで、 誰かの背中を押すことができればと思い、この記事を書きます。

 

 

1、読書をするようになったきっかけ

思い返すときっかけは些細な一言でした。

「今、この本読んでるんだけど、この本いいよ」

と言われたから。

 

昔の自分だったら、「へ〜、そうなんだ。でも自分には関係ないな」で過ごしてたと思う。

 

でも、この一言をもらったタイミングと、相手への信頼 これが、私を読書の道へと導いてくれました。

これは、約3年程前の出来事です。

 

2、読書をする目的

3年程前は、

「本来の自分を取り戻したい。自分の知らない世界、考え方を知りたい」

この思いが、読書をする原動力となっていました。

 

私は当時、挫折をし、適応障害によるうつ状態になっていました。

それも後々病院に行ってから、診断されて分かったことですが...。

 

一人の時は、「自分はダメなやつ。でも今の自分がおかしい気もするけれど、今までの自分がおかしかったのかもしれない」と毎日答えの出ない悩みにうなされながら、

人と会う時は、「愛想笑いをして、その場をやり過ごして、なんとか自分を保ってる」そんな状態でした。

正直、目の前は真っ暗でした。

 

そんな時に、私の話を親身に聞いてくれて、一緒に自分自身と向き合ってくれた人がいてくれたから、ほんの少しだけ、目の前が明るく見えた瞬間がありました。

 

その時に言われたのが、冒頭の一言。

「今、この本読んでるんだけど、この本いいよ」

 

私は一瞬見えた明るい点をより広げるために、藁にもすがる思いで、「本を読もう!」と決心しました。

 

3、まず意識したこと

「ハードルは低く、手段は選ばず。」

 

今まで活字苦手だと思っていた人間が、急に読書ができるようなことはもちろんありません(笑)

 

当時の自分は、

・すぐに自分に×をつけてしまう

・文字を目で追っても、頭に入ってこない

という状況でした。

 

そこで意識したのは、

・読書の目的を思い出すこと

・目的を達成するための手段はいくらでもあると思うこと

・完璧を求めないこと

・小さなことでもできたら◯をつけること

 

この意識は、読書に限らずその後の人生でも役に立っています。

 

4、実践したこと

 

私は次の7つのステップを実践し、読書を習慣化できました。

 

①まずは、オススメされた本を買いました。

それは、「夢をかなえるゾウ3」

 

②そして、本の表紙を捲りました。

 この時点で自分に◯をつけました!!

 

③1行読んでみました。

 やっぱり頭に入ってこない...

 でも、「1行読んだということ」に◯をつけました!!

 

YouTubeで本解説動画を見てみました。

 当時、「文字を読む以外で、できることは何か?」と考えた時に、テレビを見る(というか聞き流す)ことは出来ていました。

 「文字が読めないなら、聞き流そう!」

 ということで、YouTubeで本解説動画を見るようになりました。

 動画の長さ、話し方、おもしろさ、で自分に合うなと思ったのが、「学識サロン」でした。

 

⑤完璧は求めず、続けることを重視しました。

 「YouTubeで見聞きしたことを全部理解していたか?」と聞かれると、もちろん答えは「NO」です。

 数多ある考えの中から、自分がピンときたものを取り入れて、完璧は求めない。続けることが大切。

 そう思い、YouTube視聴をしていきました。

 

この④⑤で効率よくインプットができるようになり、どんどん新しいことを知ることができるようになりました。

 

⑥「iPhoneの読み上げコンテンツ」を活用しました。

 当時、車通勤だったので、移動時間で出来ることはないかと考えましたが、YouTubeは通信料がかかるので、選択肢から外れていました。

 その時教えてもらったのが、「iPhoneの読み上げコンテンツ」機能です。

 Kindle Unlimitedに登録し

 →読みたい本をダウンロードして、

 →iPhoneの読み上げコンテンツで聞き流し読書

 これで、移動中の通信料を気にせず、聞き流し読書ができる仕組みが整いました。

 

読み上げコンテンツのやり方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。↓

yutakadooos.hatenadiary.com

 

⑦仕組みができれば、あとは継続すること。

当初の目的「本来の自分を取り戻したい。自分の知らない世界、考え方を知りたい」を何度も思い出し、移動中は「聴く読書」、家では「YouTubeで読書」、たまに「紙の本を読む」をしました。

 

結果、読書が習慣となり、今では普通に本を読んで頭に入ってくるようになりました。

 

人は習慣になるまでに3ヶ月くらいはかかると言われています。

実際、当初オススメされた本「夢をかなえるゾウ3」を完読したのは、買ってから3ヶ月かかったというのも、こっそりお伝えしておきますね。

 

5、アウトプットにもチャレンジ

「アウトプットする」前提で本を読むと、「人に伝えたいメッセージ」を見つけるのが得意になる。

 

自分の課題は「アウトプット」と認識していました。

せっかく読書でインプットしたことを、記憶に、そして記録に残すためにも、インスタで読書の感想投稿を始めました。

・本を読んで感じたこと

・心に響いた言葉

・新たに知った考え方

がメインです。

ここ最近のブログ記事は、当初インスタに投稿していたものを再編集して投稿しています。

 

6、読書ができない時期

これまでの話で、読書が難なくできるようになったように見えますが、実は今でも、

「読んでも頭に入ってこない」

「読むことに集中できない」

そんな時はあります。

 

原因は、

・他で頭や気を使いすぎていて、本を読むコンディションでない

・本との相性が合わない

のだと思っています。

 

本を読むコンディションでないときは、潔く本を読むのをやめます。

もちろん、その行為に×をつけるのではなく、「そういうタイミングなんだな」と思ってます。

 

また、いろんな本を読んでみると、私は

文章の書き方や構成、著者の口調(文字調?)に結構影響を受けることが分かってきました。

著者の実体験や、感情が多く入っている本は、感情移入や感動して、スッと内容が入ってくることが多いです。

自分の中で、読みやすい本、読みにくい本がある ということを知るだけでも、読書の続けやすさが変わってくると思います。

 

7、読書をして良かったと思うこと

 

今では、趣味は?と聞かれたら、「読書です」と答えるくらいです。

 

昔から、「仲良い人の好きそうなものを見つけて、その人にすすめて笑顔を見る」ことが好きな自分。

 

本を読んでいると、「あの人にオススメしたいな」という本に出会えて、おすすめして、そこから話が広がることもしばしば。

 

そして、人から相談されたときに力になれることが以前より増えました。

 

何より一番感じるメリットは、読書を習慣化できた経験から、他の新たなチャレンジにも苦手意識なく取り組むことが出来るようになったことです。

 

 

きっかけは何でもいいと思います。

比べる相手は、他人ではなく自分。

「昨日よりも一歩前へ」一緒に進みましょう。

 

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Audibleでも聴く読書ができます。

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