『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』 / 著者 安達 裕哉
タイトルに惹かれて読んでみた。
結局はコミュニケーションが大事なのかなと思った。
208ページから、「良い上司」と「ダメな上司」
・中国の思想家・孔子は「礼」を「
相手への思いやりを形にしたもの」と定義した。 思いやりは形にしなければ、相手に伝わらない。したがって、 コミュニケーションの前提として相手への気づかいを形にした「 礼」が必要である。
・明らかに「努力をしている方が楽」である。それは人間が「
無為」「ヒマ」に耐えられないからだ。
・「話がわかりやすい人」になる8箇条
1「過程」から話すか、「結論」から話すか
2「抽象的」に話すか、「具体的」に話すか
3「自分が話したいこと」を話すか、「聞かれたこと」を話すか
4「一律の表現を使う」か、「相手の反応を見て言葉を変える」か
5「詳細から入る」か、「全体から入る」か
6「自分のペースで話す」か、「相手の理解スピードに合わせて話す」か
7「こそあど言葉を多用する」か、「こそあど言葉を避ける」か
8「話が途中で脱線する」か、「
話を完結させてから次の話題に移る」か
・研修の満足度を9割超えることが普通でも、「
研修で習ったことを実行した人」は約2割
・ほんとうに優れた人物は、
他の人の優れたところもよくわかるという。
・「努力せよ」はダメだ。「努力する方法を見つけよ」と言った。
・良い上司かダメな上司か見分ける判断
1部下の自慢話が多いか、部下の愚痴が多いか
2機嫌が良いか、悪いか
3ウチの会社の「魅力」と「課題」のどちらを語るか
4謝れるか、謝れないか
5自分の考えと「違う人」と「同じ人」のどちらを重視するか
6勉強するか、過去の経験に頼るか
・部下に仕事を依頼する時(急かす時)、「
上司たる自分が手伝えること」を聞く、「物事の優先度」と、「 到達点」を伝えることが大事。