『道をひらく』 / 著者 松下 幸之助
全てが心に響く言葉だった。
厳しい内容でも優しい表現で心に刺さる。
「あ、今のままじゃいけないな」「この考えは大事にしよう」そんなことを思いながら読んだ本。おすすめ。
きのうはきのう、きょうはきょう。きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。
与え与えられるのが、この世の理法である。多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもので、こんな人ばかりだと、世の中は繁盛しない。
進むもよし、とどまるもよし。要はまず断を下すことである。
わからなければ、人に聞くことである。
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。
自分の仕事は世の中の仕事であるということを忘れたら、それはとらわれた野心となり小さな自己満足となる。
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