成長に繋がる読書記録

亀ペースの一歩ずつでも前に進む。良いなと思った本を紹介します。

【感想】『逃げの起業で小さく自由に生きていく 消極的起業のすすめ』(一部引用)

「働き方を変えても、悩みの形が変わるだけでゼロになるわけではない」

 

『逃げの起業で小さく自由に生きていく 消極的起業のすすめ』 / 著者 石崎 悟司

 

組織で働くのが苦手だと思った著者が実践した、逃げの起業について書かれた本。実践することで生じた悩みや、気付きについて書かれていて、勉強になった。

 

人との関わりが薄いことで、「人生の意味」「自分の存在価値」について深く悩んだ時期もあった。

 

毎日完全に自由というほどの時間もいらないことが分かった。

 

「コレがダメになったらこれで食おう」と常に考えることは起業家として必須。

 

複数の収入源があるということは、それを思いついただけで終わらず、アクションを起こしたという証。

 

お金を稼ぐという行為は、世の中に価値を提供してその対価を頂くので、いいことをしている。

Kindle Unlimited対象本です。

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【感想】『30代を無駄に生きるな』(一部引用)

『30代を無駄に生きるな』 / 著者 永松 茂久

 

30代後悔したくないので読んでみた。

分かってるけどできてないなーということが多数。

39歳の時には全部できてるようになりたいな。

 

まずは現在地を把握する。目的地を設定しても現在地がわからなければルートが分からない。

何が好きで何が嫌いか/何が得意で何が不得意か/今後やりたいことやりたくないこと などなど

 

30代はお金持ちではなく「人持ち」を目指す。

これは、いろんな人が言ってるなー。

お金ではなく、信用を稼げとか。

 

「世間に流されない自分」をつくること。

→よく言えば純粋、素直、悪く言えば自分で何も考えてない、そんな流されやすい自分です、はい...。

 

運はバッターボックスに立った数に比例する。

 

「人に頼る」という思いを「人を活かす」という思いに変える。

→どうも人に頼るのが苦手な自分、この考え方をすれば、上手に人を活かすことができるかも!

 

メンターは、1分野につき1人

→今まで聞いたメンターの人数で一番しっくりきた。

 

人が喜んでいるときより、悲しんでいるときに駆けつけることができる人であれ。

 

趣味とは未来の自分への投資に繋がるものでありたい。

自分という花を咲かせる為に種を蒔く。

→最近の趣味は、読書とABCクッキングに通うことです!

 

「一会全力」出会った人に自分の中で最大限何ができるかと考えて動く。

 

選択に悩む時は、それが「自分」のためなのか、「まわりの誰か」のためなのか、という物差しでみると良い。

 

いま、あなたが本当に必要と思う人だけを残し、大切にしながら、全力で30代を生きてほしい。

 

読書を習慣化する方法

最近、知り合いからこんな相談を受けました。

 

『「読書しないと」と思って、Kindle Unlimitedに登録したのですが、自分は3ページ読んだら眠くなってしまうんです。どのようにしたら読書を習慣にできますか?』

 

昔の自分を思い出してなんだか懐かしくなりました。

その方にオススメ本を紹介したら、スイスイ読めて読書を習慣化できたみたいなので、同じような悩みを持っている人にも共有したくて、この記事を書きました。

読書方法のススメと、オススメ本、習慣化するコツを書いています。

 

 

コストが気になるんです…

読書を習慣化するためにまず課題となるのは、

「本を読むにはお金がかかる・・・」

ということだと思います。

 

【本を読むことは、低予算でできる最高の自己投資】

と言われることが多いですが、それは読書できるから言えることだよね。と私も思います。

そう思ってしまう方に、次の方法をオススメします。

 

Kindle Unlimitedのススメ

Kindle Unlimitedのメリットは、なんといっても、

・新規登録者は30日間 無料 ⇒ 期間終了後は980円/月額

本は大体1冊1000円以上するものが多いので、1冊読むだけで元が取れるんですね。お得!!

まずは1ヶ月間、習慣化できるかどうか試してみるのもありだと思います。

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電子書籍より、紙の本派です…という方は

①図書館で借りる

 貸出期間の制限があるということと、読みたい本があるかどうかが懸念点ですが、

 近くに図書館があるとお得な方法ですよね!

 

②中古本を購入し⇒読み終わったらフリマサイトで販売する

 私はよく、楽天市場のお買い物マラソンの時に、1ショップ1000円超となるように、複数ショップで読みたい本をまとめ買いしています。

 中古で200~300円くらいの本も、まとめて買うことで、買い回りポイントアップの対象となるからです。

 そして、読んだ本はメルカリやラクマで販売しています。

 

いやいや、活字は無理です…という方は

【聴く読書】をオススメします。

Kindle Unlimitedと読み上げコンテンツを組み合わせて聴く読書をする

  この方法については、こちらの記事を参考にしてください。 

yutakadooos.hatenadiary.com

 

②Audibleで聴く読書をする

 ①の方法よりも流暢なので、聴くことにストレスは感じません。

 Audibleにしかない本、Kindle Unlimitedにしかない本もあるので、うまく使い分けるといいですね。

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どんな本を読めばいいのかわからないんです…

本の選び方って難しいですよね。

私の場合は、読書を始めるにあたり、

「自己肯定感を上げる、自分らしく生きる、仕事ができる人になる」

といった明確な目的があったため、その課題が解決できそうなタイトルの本を片っ端から読みました。

私が読んでよかった本をオススメします。

 

【どんな本を読みたいですか?】

 

仕事ができるようになりたいので、ビジネス関係の本を読みたいです。

 

ビジネス関係を読みたいけれど、固くなく小説系が良いです。

 

自分が成長できるような本を読みたいです。

 

自分が成長できるような本がいいけれど、固くなく読みやすい小説系が良いです。

 

なんか、感動したいです。

 

お金に関する本が読みたいです。

 

筋トレにハマっているので、筋トレに関する本が読みたいです。

 

小説を読みたいです。

 

続けるのが大変なんです…

本を読む方法と、読む本が決まれば、後は続けるだけです。

続けるコツは、以下の2つ。

「〇〇の時に、本を読み始める」を決めましょう。

これは、if-thenプランニングと呼ばれるものです。

私は、「電車に乗ったら、本を読み始める」としました。

「朝起きたら」でも、「夜寝る前」でも良いです。

負担なく続けられる方法を見つけましょう。

 

ハードルを低くして、自分に〇をつけましょう。

おそらく読書が苦手だと思っている方は、「読書が苦手だ。だから本を1冊読むこともできない」と自分で無意識に脳に刷り込んでいるのだと思います。

・本を開けばOK

・1行読めばOK

・1ページ読めばOK

のように、自分にどんどん○をつけていきましょう。

このように癖をつけると、読書が楽しくなると思います。

 

人があるものごとを習慣化するには「3カ月かかる」と言われています。

少し休んでも大丈夫です。コツコツ続けていけば、気付けば読書習慣ができるようになりますよ。

 

この記事が皆さんの成長に繋がることを願っています。

 

【感想】『反応しない練習』(一部引用)

しなくていい判断は、しないほうがいい

 

『反応しない練習』 / 著者 草薙 龍瞬

 

最近の私の口癖は「無になること」。無になると、仕事や人間関係に無駄なイライラや感情を抱かないので、仕事が捗る。そんな生活をしていると、「今日は天気が良いな」「これ美味しいな」など些細なことに喜びを感じて、幸せになれる。

この本を読んでブッダの考えを取り入れることで、悩みが減って、皆さんの生活も豊かになると思います。オススメの一冊です。

 

 

・今辛い現実に直面している人へ

 現状を自覚し→原因を理解して→解決策を考え→実践しましょう

 

人によっては、「現実を受け入れることは、つらい」と思うかもしれません。「受け入れる」のではなく、「ある」ものを「ある」と理解するだけです。

※例)「わたしには悩みがある。未解決の問題がある」

 

・頭の中でぐるぐる考え、妄想にとらわれている人へ

 妄想していることを自覚し、言葉にして→妄想している状態と妄想以外の状態を区別しましょう

 

例えば今、目を閉じてみます。目の前に見える暗がりに、何かを思い浮かべてください。何でも良いです。次に、目をぱっちりと開いて、前を見ます。そして、「ああ、これが見えているという状態なのだ」と意識する。この方法で、「妄想」と「妄想以外」を区別する癖をつけましょう。

 

・ムダに判断している人へ

 人は1日に3万5000回判断するらしいです。

 「いい・悪い」「好き・嫌い」をやめましょう。

「判断」とは、「決めつけ」「思い込み」のこと。

「判断」は、自分の性格にも影響します。「こうでなければ」という思い込みは、「潔癖さ」や「完璧主義」「頑張りすぎてしまう」性格を作り出します。「自分はダメな人間だ」という自己否定のレッテルにもなる。

判断が正しいかどうかの基準は、「真実であり、有益である(役に立つ)こと」

 

・不満を抱えている人へ

 

「苦(不快)を感じたら、仕切り直しなさい」

 欲求の満足が幸せにつながるのは、本人が「快」と感じられる場合だけ。逆に欲が膨らみすぎて、「焦り」とか「不安」とか、「結果が出ない」「頑張っても認めてもらえない」という不満になってしまうのなら、その欲求はいったん手放しましょう。

 

Kindle Unlimited対象本です。

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Audible聴き放題対象本です。

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【感想】『頭のいい人が話す前に考えていること』(一部引用)

「怒っているとき」は、頭が悪くなる

 

『頭のいい人が話す前に考えていること』 / 著者 安達 裕哉

 

こちらもタイトルに惹かれて読んでみた。

結局頭のいい人は、相手の立場になって、相手がわかりやすいように話をし、人を動かすことができるのだと思う。そうなりたいな。

 

・知識ある者は理解されるよう努力する責任がある。

 

・一生懸命プレゼンテーションしても企画が通らない人と、簡単に説明するだけでやりたいことができてしまう人。その差はその人が周りから「頭がいい」と思われているかどうか。その信頼感があるかどうかが非常に大きい。

 

・「お客さんにとって何が一番か、よく考えて」正論だけど中身のないアドバイス

 実際には中身がない「賢いふり」は、その場しのぎにはよいですが、人の心を動かしません。このような発言を繰り返していると、聞く耳を持たれなくなってしまいます。

 

 

・どんな仕事でも、一番偉いのは「最初に案を出す人」批判なんて誰でもできる。でも「最初に案を出す」のは勇気もいるし、何より皆んなから馬鹿にされないように一生懸命勉強しなければならない。だから、最初に案を出す人を尊重するのは仕事では当たり前。

 

・「この人、我々のためにちゃんと考えてくれるな」

 相手がこの心情になったとき、信頼が生まれ、長期的な関係につながります。

 

 

・人と闘うな、課題と闘え。

 

・簡単にアドバイスするな、意見を言うな、とにかく相手に話してもらえ

 

・知識は披露するのではなく、だれかのために使って初めて知性となる

 

・データ検索術

 政府系のドメインサイトを探す時→検索用語(スペース)site:go.jp

 →すぐに実践した!これは便利! 

 

・人の心を動かせるのも、わかりやすく話せるかも、理解の深さに比例する。

 

・質問術

1「過去に行った行動」についての質問

 「直面して状況にどのように反応したか?」

2「仮定の状況判断」に基づく質問

 「仮に〜このような状況に置かれたとしたら、どのようにしますか?」

3状況に関する質問

 「そのとき、どのような状況でしたか?」

4行動に関する質問

 「そのとき、何をしましたか?」

5成果に関する質問

 「行動の結果、どのような変化がありましたか?」

 

 

 

【感想】『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(一部引用)

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』 / 著者 安達 裕哉

 

タイトルに惹かれて読んでみた。

結局はコミュニケーションが大事なのかなと思った。

208ページから、「良い上司」と「ダメな上司」を見分ける6つの基準が書かれてる。自分はどちらに当てはまるか、上司はどちらに当てはまるか、を見てみて、行動を変えるキッカケにするのも良いかなと思った。

 

・中国の思想家・孔子は「礼」を「相手への思いやりを形にしたもの」と定義した。思いやりは形にしなければ、相手に伝わらない。したがって、コミュニケーションの前提として相手への気づかいを形にした「礼」が必要である。

 

・明らかに「努力をしている方が楽」である。それは人間が「無為」「ヒマ」に耐えられないからだ。

 

・「話がわかりやすい人」になる8箇条

1「過程」から話すか、「結論」から話すか

2「抽象的」に話すか、「具体的」に話すか

3「自分が話したいこと」を話すか、「聞かれたこと」を話すか

4「一律の表現を使う」か、「相手の反応を見て言葉を変える」か

5「詳細から入る」か、「全体から入る」か

6「自分のペースで話す」か、「相手の理解スピードに合わせて話す」か

7「こそあど言葉を多用する」か、「こそあど言葉を避ける」か

8「話が途中で脱線する」か、「話を完結させてから次の話題に移る」か

 

・研修の満足度を9割超えることが普通でも、「研修で習ったことを実行した人」は約2割

 

・ほんとうに優れた人物は、他の人の優れたところもよくわかるという。

 

・「努力せよ」はダメだ。「努力する方法を見つけよ」と言った。

 

・良い上司かダメな上司か見分ける判断

1部下の自慢話が多いか、部下の愚痴が多いか

2機嫌が良いか、悪いか

3ウチの会社の「魅力」と「課題」のどちらを語るか

4謝れるか、謝れないか

5自分の考えと「違う人」と「同じ人」のどちらを重視するか

6勉強するか、過去の経験に頼るか

 

 

・部下に仕事を依頼する時(急かす時)、「上司たる自分が手伝えること」を聞く、「物事の優先度」と、「到達点」を伝えることが大事。

 

 

【感想】『ディープ・スキル』(一部引用)

『ディープ・スキル』 /著者 石川 明

 

仕事ができるかどうか、ではなく、物事を進めるために、誰にどのようにアプローチして進めるか。そのためには、人間心理と組織とは?を知ることが必要とのこと。

(相手に)言い訳を用意する、は私もやったな〜。

 

・「知識」や「ノウハウ」は仕事をするうえでの必要条件ではあっても、十分条件ではないということ。

 

・仕事とは「誰かの″不″を解消し、喜んでもらって、その対価をいただくこと」

 

・「人間心理」と「組織力学」に対する深い洞察力。そして、その洞察に基づいた的確な行動力。

 この2つの能力を兼ね備え、人と組織を巧みに動かす「実行力」を身につけたときに、はじめて「仕事ができる人」という評価を勝ち取ることができる。

 

・人や組織を動かすとは、「この人に任せてみたい」「この人に力を貸したい」「この人の言うことなら信用できる」などと、周囲の人たちに自発的に思ってもらうことにほかなならない。

 

・自負心(当事者意識)は、プロジェクトの推進者としては不可欠なものではありますが、それを内に秘めるのが「大人」というもの。

 

・「正論」は正しいからこそ怖い。「自分は正しい」と思うからこそ、一方的に相手を責め立てるスタンスに立ちやすい。

 

・僕は、お客様に喜んでもらうのが楽しいから仕事をしているんです。別に、社長に喜んでもらうために働いているわけじゃない。どうしても納得できないことがあったら、″辞める″というカードを切ればいいだけ。

 

・圧倒的な「量」をこなすことで、自然と「仕事の質」は高まっていくのです。そして、「仕事の質」が高まれば、「結果」は必ずついてきます。

 

・組織の中で希少価値のあるスキルを「武器」にすることができれば、「自分の価値」を劇的に高めることができるのです。

 

・お客さまの「不」を解消するためには、私たちビジネスパーソンは、それぞれの″持ち場″で「専門性」を高める必要がありますが、その結果、「お客さま=普通の人々」から遊離した存在になってしまうことがある。

 

・「お客さま=普通の人々」の気持ちや感情に共感するためには、まず、自分の「感情」がイキイキとしていなければならない。

 

・自分ひとりで「正解」を見つけようと「問題」を抱え込むことで、かえって思考停止状態に陥っていた。だから、壁打ちをすることが良い。

 

・「壁打ち」を受ける場合、「考える主体」も「答えを出す主体」も相手(打つ側)であり、あなたの果たす役割は、相手が「思考」を深め、「答え」や「解決策」を見出す手伝いをするために、相手の言葉(ボール)を受け止め、問い返す「壁」に徹すること。

 

・自分の「考え」をはっきりさせるためには、「事実+仮説=意見」という3つの要素を明確にする必要がある。

 

・相手が困っているときに、「私が助けてあげよう」などと、「自分」を主語にして考えてはならない。

 

・「部署間対立」が生じたときには、お互いが向かい合うのではなく、肩を並べて横に並び、ともに「基準=共通の利害」のほうに顔を向けて、お互いの果たすべき役割について話し合うことが大切。